どんどん暑くなり、夏が近づいてきたと感じられる時期。
外でアクティブに遊ぶ機会も増えてきますよね。
公園でのお散歩や山や川遊び、海に行ったり、自然と触れ合いながら遊ぶことは、大人も子供も一緒に楽しめて、家族にはピッタリ!
でもそこで心配なのが”虫刺され”です。
外でバーベキューをしたり、キャンプをしたりしていると、いつの間にか体のあちこちが蚊に刺されていた!なんてこともよくありますよね。
蚊だけでなく、ハチやアブなどに刺される可能性もあるので、アウトドアには虫除けスプレーは必須!
もちろん、アウトドアだけでなく家の中に虫が入ることも防ぎたいもの。
そこで赤ちゃんを育てている友人と話題になったのが、
「虫除けスプレーの成分って、人に悪い影響はないの?」
ということ。
よくよく考えると、虫除けスプレーや殺虫剤って、虫が嫌がったり、殺したりできてしまう・・・
それだけ強い成分なのに、人には平気なの!?と思いませんか?
実際、小さいお子さんに虫除けスプレーを使うのをためらう方も多いようです。
そんな方のために、オーガニックの天然成分でできている虫除けスプレーもたくさん販売されています。
今回は、おすすめのオーガニックの虫除けスプレーをご紹介します!
私も赤ちゃんを育てている友人にプレゼントしたところ、すごく大喜びしてもらえました。
この時期だと、プレゼントとして渡すのにもおすすめですよ!
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PERFECT POTION シリーズ
PERFECT POTION(パーフェクトポーション)は、創始者のサルバトーレ・バタリアが自宅のキッチンで手作りしたアロマ製品を、オーガニックマーケットで販売し始めたことからできた、オーガニックアロマセラピー&ナチュラルコスメのブランドです。
このブランドのアウトドアボディスプレーは、ナチュラル志向の方に大人気。
天然由来成分99.9%以上と、かなりこだわって作られています。
COSMOS認証という世界統一のナチュラル認証基準も取得しているようです。
アウトドアボディスプレー エクストラ
アウトドアボディスプレーがパワーアップした新商品!
香りの強さが増え、長持ちするようになり、「ニアウリ精油」をプラスしたことで、よりブロックを強めてくれるそうです。
生後6ヵ月~使用可能。
アウトドアボディスプレー ハッカ
こちらは日本限定ブレンドのハッカの香り。
スーッとした清涼感のあるつけ心地で、こちらも天然由来成分99.9%以上、合成化合物不使用。
ハッカの香りなので、好き嫌いはあるかもしれませんが、ジメ~っとした湿度の高い暑い日もさわやかに過ごせるのだとか。
生後6ヵ月~使用可能。
バズオフ ルームスプレー
こちらは、布・空間用アロマ虫除けスプレー。
・玄関の空間や網戸
・寝室やリビング
・窓際のカーテン
・公園のピクニック、レジャーシート、テント
こういったところにスプレーしておくと、天然成分100%精油の香りの力で虫をブロックしてくれるそうですよ!
プラグアロマ バズオフリキッド プラグセット
このリキッドは虫除けアロマ用ですが、別のアロマリキッドもあって、そちらを代わりに差して使うこともできます。
冬など、虫除けの必要がないシーズンでも普通のアロマとしてこのプラグアロマが使えるのが嬉しいところ。
エルバビーバ オーガニックバズスプレー
シトロネロール、レモンユーカリ、レモングラスの爽やかな香りのボディスプレー。
レモンユーカリは特に、蚊に効果的だそうです。
生後6ヵ月~使用可能。
made of Organics アウトドア モスガードスプレー
メイドオブオーガニクスのアウトドア モスガードスプレー。
アルコールフリーでお肌にも優しいので、赤ちゃんや敏感肌の方でも安心して使えます。
保湿してくれるアロエベラ液汁に、ラベンダーやシトロネラ、レモンマートルなどの天然精油オイルが配合されています。
生後6ヵ月~使用可能。
オーガニックマドンナ アロマガードミスト
オーガニック成分98%配合。
ユーカリ、シトロネラ、シダーウッド、レモングラスなど、天然のアロマの香りがブレンドされています。
ディート不使用、アルコール(石油系、植物系)不使用、防腐剤無添加!
顔につけても大丈夫なんだそうです。
なんと0ヵ月の赤ちゃん~使用可能!
虫除けスプレーや殺虫剤に使われる化学物質の危険性
蚊やハチ、ゴキブリやハエなど、害虫に効く虫除けスプレーや殺虫剤には化学物質が使われています。
その成分が虫を死に至るまでにするのですが、人への影響がないのか気になりますよね。
少し調べて、まとめてみました!
蚊に効く殺虫剤に含まれる”アレスリン”
昔、蚊取り線香はジョウチュウギクという植物を原料に作られました。
しかし、化学的に殺虫剤を作られるようになり、蚊取り線香にも”アレスリン”という化学物質が使われるようになったそうです。
アースノーマットなんかをみても、有効成分に”ピレスロイド系”と書かれていますが、アレスリンは、ピレスロイド系の代表的な成分なんです。
人への毒性は弱いと言われていますが、吸い込んだり、直接体にかかると、のどや目や皮膚を刺激して、咳が出たり、皮膚がはがれたりすることがあるそうですよ!
例えば網戸にスプレーして蚊を防ぐタイプの殺虫剤なんかもありまよね。
しかし、ペットを飼われているお宅だと犬や猫が網戸をなめると、ペットの体の中にその殺虫成分が入り込んでしまう、、、、というわけです。
ノミや蚊に効く殺虫成分”ディート”
ディート不使用、という虫除けスプレーが多くなりました。
このディートは虫除け剤として使われる化学物質。
人によってはアレルギーや肌荒れが起こる可能性もあるそうです。
虫除けスプレーなどに多く使われていますが、使用上の注意として、、、、
- 飲んだり吸入したりしないよう注意が必要。
- 特に乳幼児に対し使用する場合は手のひら、顔(特に目、口)を避ける。
- 乳児は、大人の手のひらで薄く延ばし、これを塗る。
- 子供同士で虫よけ剤を塗ったりスプレーしたりさせない。
- 衣服へ塗る場合、内側(皮膚に直接触れる部分)へ塗布しない。
- 長時間塗ったままにしない。子供で約4時間、大人で約8時間程度を目安とする。さらに長時間の使用が考えられる場合は、濃度の低いものを使用するか、薄く塗る方法をとる。
- 帰宅後など、昆虫に接触する機会から離れた場合は速やかに石鹸などを使い、洗い落とす。
- 虫よけ剤は子供の手の届かないところへ保管する。
- 夏場など、日焼け止めと併用する場合は、日焼け止めを最初に塗りその上に虫よけ剤を塗る。(Wikipediaより引用)
このように、特に子どもが使う際にはとても注意が必要なんです。
なので、ディートなどの化学物質が使われていないオーガニックの虫除けスプレーのほうが安全ですよね!
また、ペットのノミ取り剤などにもディートが含まれていることもあります。
ディートは、動物実験でも連続的に大量摂取したことで神経毒性がみられたという報告もあるようなので、それをペットに使うというのはちょっと心配ですよね。
余談ですが、最近私の実家で子猫を飼うようになりました。
今まではペットに、なにも考えず化学物質がたっぷり含まれているものを使っていましたが、今はちょっと考えもの・・・。
人間に害を与える化学物質は、動物にも同じように害を与えてしまうんですよね。
虫を殺す、という威力がどれだけ影響してくるかということも考えないといけないなと思いました。
なので今、ペット用の虫除けグッズを探し中です!
いいものが見つかったらまたご紹介しますね。
まとめ
虫除けスプレーや殺虫剤など、特に深く考えずに使っていました。
でも、”虫を殺す成分”と改めて考えてみると、それをむやみに使っていいのだろうか?と思えてきました。
たしかに、害虫によって病気になったりする被害を防ぐことは大切です。
人間の快適なくらしのために、化学物質が使われた殺虫剤や防虫剤などが出回るようになり、私たちは当たり前のように使ってきました。
しかし結果、化学物質に反応してアトピー性皮膚炎になったり、新しい問題も増えてきています。
もちろん、化学物質は絶対にダメ!とは言えませんが。
なるべくなら、化学物質の使っていない、人間にも虫にも、動物にも優しいもののほうがいいと思いませんか?
正直私も、虫はだいっっっ嫌いです(笑)
でも、虫がいるから成り立っていることだってあるのです。
そのおかげで私たち人間が生活できていることだってあるのだということを考えると、むやみに殺すというのはよくないことだよなぁ~と、考えさせられました。
なので、虫除けスプレーなどもオーガニックの優しいものをおすすめします。
ただ、化学物質に比べると天然のものはやはり長持ちしにくいです。
オーガニックの虫除けスプレーなどは、とにかくこまめに何度も塗りましょう!!
こちらもどうぞ!
《今回参考にしたもの》
くらしの中の知らない化学物質6 殺虫剤防虫剤 執筆:田矢一夫、佐藤正彦
あぶない抗菌・防虫グッズ 著者:渡辺雄二