ノンカフェインの飲み物でおすすめなのが、”ルイボスティー”。
ルイボスティーと聞くと、「妊活にいい」というイメージが強いかもしれませんね。
私の友人も、赤ちゃんが欲しい時や妊娠中など、ルイボスティーを飲んでいました。
そんなルイボスティーは、妊活はもちろんですが、病気や老化を防ぐサポートをしてくれるなど、健康や美容にも嬉しい効能があります。
今回は、ルイボスティーの効能について詳しくご説明します。
特に女性の方は、健康な体作りや美しさを保つためにも必見です。
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もくじ
ルイボスティーってどんなお茶?
南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈に自生するマメ科の低木「ルイボス」。
ルイボスティーはこの木から作られているため、「ルイボスティー」と呼ばれています。
ノンカフェインなので、妊娠中の方や小さなお子様も安心して飲めるお茶として人気を集めています。
少し赤っぽい紅茶のような色味で、タンニンが少ないのでクセや苦みがなく、比較的飲みやすい味です。
ルイボスティーの効能は?
①美容・老化
②妊活
③冷え性の改善
④ストレス軽減
①美容・老化
ルイボスティーには、老化の原因とされている「活性酸素」を除去するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)パワーがあります。
そのため、肌荒れ、シミ、しわ、たるみなどのさまざまな肌トラブルや老化現象を防ぐ効果があります。
髪の毛にもよく、白髪予防にも効果的。
②妊活
ルイボスティーに入っているポリフェノールが、卵子の老化を防ぎ、質を上げる効果を持っています。
卵子の質だけでなく、精子の質も上げるので、妊活中の方はパートナーと一緒に飲むのがおすすめです。
また、「亜鉛」「カリウム」「マンガン」といったミネラル成分も入っており、生殖器官の発達や能力維持をサポートする力があります。
排卵周期も安定させてくれるので、妊娠しやすい身体作りのためにも嬉しい飲み物ですね。
③冷え性の改善
ルイボスティーは、血管を丈夫にする”Tie2”をサポートする力があります。
(※Tie2については後ほど具体的にご説明します)
血管が丈夫になれば血行不良になることも減り、冷え性の改善につながります。
④ストレス軽減
ストレスを受けると、ストレスを緩和させようとして「副腎皮質ホルモン」が分泌されます。
それと一緒に、活性酸素も作られてしまいますが、ルイボスティーには活性酸素を除去するSODパワーがあります。
そのため、ストレスを軽減させる効果が期待できます。
「ゴースト血管」の改善にもおすすめ
「ゴースト血管」とはなんでしょう?
簡単に言うと、「血管の形はあるが、血液の流れが全くない血管」のことです。
ゴースト血管になりやすい原因としては、例えばハイヒールやスキニーパンツ。
ヒールを履く女性は多いですよね。
特に、ヒール×スキニーパンツは、脚長効果抜群でスタイルがよく見えるため人気の組み合わせ。
ですが、ゴースト血管の原因になにもなります。
ハイヒールもスキニーパンツも、体重が足先にかかり、ふくらはぎや太ももをきつく締め付け、血管に圧が加わった状態になります。
そうすると、足先に血液が溜まり、全身を巡る血液が少なくなってしまいます。
その結果、冷えやむくみにもつながります。
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ルイボスティーが血管の老化を防ぐ働きも
血管には、動脈や静脈のような太い血管と、髪の毛の10分の1くらいの太さの毛細血管があります。
この毛細血管が血管の9割以上を占めていますが、細くてもろく、ちょっとした衝撃や摩擦で傷ついてしまいます。
また、加齢や紫外線、活性酸素などの影響でもダメージを受けます。
女性は、40代以降から急速に毛細血管も老化し、ゴースト血管が増えてしまうと言われています。
では、ゴースト血管が増えると具体的にどのような問題につながるのでしょう?
ゴースト血管が増えるとどうなる?
①肌老化
②冷え性
③病気になりやすい
④抜け毛の原因
①肌老化
肌の奥にある真皮には、毛細血管が張り巡らされています。
毛細血管が傷つくと肌に充分な栄養が行き渡らなくなり、その結果、
・しわ
・たるみ
・くすみ
など、肌老化につながります。
②冷え性
血の巡りが悪くなってしまうので、全身に血液がうまく届かなくなり、冷え性の原因になります。
冷え性は「万病のもと」とも言われています。
冷え性対策のためにも、温かいルイボスティーがおすすめです。
③病気になりやすい
ゴースト血管になると、血管の中にある酸素や栄養そのものが足りなくなります。
それは、心臓や肺などの臓器の機能低下につながり、次のような病気を引き起こす可能性が高くなります。
・心筋梗塞
・ガン
・脳卒中
④抜け毛の原因
もちろん、頭皮にも毛細血管は張り巡らされています。
その血管が減ると、肌に充分な栄養が行き渡らなくなるのと同様、髪の毛にも栄養が行き渡らなくなります。
髪の毛への栄養がなくなれば、パサパサの髪になったり、抜け毛の原因になります。
ゴースト血管対策には”Tie2”の活性化が大事
ゴースト血管を作らないためには、”Tie2(タイツー)”を活性化させることが大事です。
Tie2は、簡単に言うと「内側と外側の細胞をくっつける成分」で、もっと簡単に言ってしまえば「血管を丈夫にする成分」です。
Tie2を活性化させる
↓
毛細血管が丈夫になる
↓
毛細血管の老化が防げる
↓
体の健康や美容を保つ
ルイボスティーには、Tie2の活性化をサポートする力があります。
Tie2を活性化することにより、血管が元気になり、新たな血管も作られていきます。
そのため、ゴースト血管が改善され、体全体の老化現象を抑えることにつながります。
ルイボスティーの1日の目安摂取量は?
ルイボスティーはノンカフェインでノンカロリーです。
基本的に摂取量などは決まっていませんが、なんでも過剰に摂りすぎることは体によくありません。
毎日コップ2~3杯がベスト。
また、毎日飲み続けることが大切です。
・寝起き
・食事中
・喉が渇いた時など
私がルイボスティーを飲みだしたキッカケはやはり”美容と健康”を意識したからです。
暴飲暴食やアルコール、寝不足、過労など、散々体に負担をかけてしまった過去があり、肌のハリのなさや髪のパサつきなどが気になったのがキッカケです。
健康な体作りが美容にもつながるので、ルイボスティーはおすすめですよ。
ルイボスティーを選ぶ時に気をつけたい3点
①グレードの選び方
ルイボスティーにはグレードがあります。
ルイボスの枝の先端の方から根本に刈り取って、
・スーパーグレード
・チョイスグレード
・スタンダードグレード
とランク付けされます。
枝の先端は、太陽の陽をたくさん浴びて育った新芽が多い部分です。
そのため、スーパーグレードは栄養価も高く、味や香りもほかの茶葉より豊かと言われています。
SODパワーも豊富に入っているので、高い効能が期待されます。
②JASマークやECOCERTマークがあるものを選ぶ
JASマークは、日本農林規格に適合すると認定された製品につけるマークです。
このマークがついている食品は、日本国内において基準以上の品質があるものということになります。
ECOCERTマークは、ヨーロッパで規定されているオーガニックの基準を満たしているかを厳しく検査され、認定されたものについています。
③煮出しタイプのものを選ぶ
ルイボスティーは、煮だすことで成分がしっかり出てきます。
ティーバッグを入れてお湯を注ぐだけでは、効能や香りがあまり期待できません。
よりルイボスティーを楽しみたい方は、煮出しタイプのものがおすすめです。
ルイボスティーの作り方のポイント
・沸騰してから10分以上煮出す
・20分以上煮出さないこと
ルイボスティーの作り方のポイントは、「しっかり煮出すこと」です。
なので、沸騰してから10分以上は煮だす必要があります。
ただし、20分以上煮出してしまうと、最高品質のものでも渋みが出てくるので要注意。
ヤカンなどで1.5リットルほどのお湯を沸かし、茶葉の入ったティーバッグを入れて、10~20分ほど煮出すだけと、とても簡単です。
煮出すタイプのものの作り方の一例をご紹介します。
中にはサラサラの茶葉が入っています。
茶葉を、別売りで買ったティーバッグに約5gほど入れます。
封をして、ルイボスティーのティーバッグの出来上がり。
これをお湯(1.5リットルくらい)に入れて、沸かして10~20分ほど煮出します。
少し面倒だと思われる方は、ティーバッグにもともと茶葉が入っているタイプのものを選びましょう。
まとめ
・ルイボスティーの効能は、美容や老化、妊活、冷えの改善、ストレス軽減
・老化の原因となる「ゴースト血管」を改善
・1日に飲むといい量はコップ2~3杯
・選ぶポイントは、①グレード②品質③煮出しタイプのもの
・ルイボスティーは、しっかり煮出すことで成分が出る
・沸騰して10分~20分ほど煮出すのがベスト
ノンカフェインで、女性にうれしい効能がたっぷりのルイボスティー。
味は煮出し方で変わりますが、スーパーグレードのルイボスティーならじっくり煮出しても、特に渋みなどはありません。
後味すっきりの紅茶のような味で飲みやすく、美容や健康にとてもおすすめです。
ご家庭で飲むお茶として、ルイボスティーを取り入れてはいかがでしょうか?
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