白砂糖断ちで期待できる5つの健康&美容効果!

「白砂糖は体に良くない」

という話を聞いたことがある方も多いでしょう。

 

甘いものが好きな人には、耳を塞ぎたくなるお話ですよね(笑)

しかし、たしかに白砂糖の摂りすぎは体に良くない影響を及ぼす可能性があります。

そのため、白砂糖断ちをする方も増えています。

 

白砂糖断ちをすると、美容や健康にうれしい効果があります。

いったいどのような効果があるのでしょう?

 

今回は、白砂糖断ちで期待できる美容効果などをご紹介します。

甘いものをやめたくない方のために、白砂糖を使っていない甘い食べ物も併せてご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

 

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白砂糖断ちで期待できる健康&美容効果

 

①老化の原因「糖化」を防ぐ

②カルシウム不足を防ぐ

③精神的に安定しやすくなる

④肥満を防ぐ

⑤腸内環境が良くなる

 

①老化の原因「糖化」を防ぐ

「酸化」という言葉はご存じの方も多いでしょう。

美容でも、「エイジングケアには抗酸化作用が必須」などと言われることもあるように、細胞が酸化することで老化につながります。

 

他にも、老化の原因のひとつとして「糖化」があります。

糖化とはどういった現象なのでしょう?

”パンケーキ”を思い出してみてください。

 

こんがり焼けたパンケーキ。

この焼き色は、パンケーキに使う小麦粉や牛乳、卵などのタンパク質と白砂糖が合体して、加熱することによってこんがりと色がつく、という仕組みです。

これをメイラード反応とも言います。

 

メイラード反応は、人間の体の中でも起こります。

食事で糖を摂って、体の中のタンパク質と糖が合体しますよね。

「加熱=体温」によって焼き色がつくイメージです。

それが、シミ・肌のくすみなどの老化肌へとつながります

 

糖化によってなりやすい老化肌

●肌のくすみ

●ハリがない

●頬や顎のたるみ

●シミ

●目じりのシワやほうれい線

●肌のかさつき

 

加齢とともに抱えやすいほとんどの肌悩みが、糖化が原因で起こる可能性が高いです。

そして、糖化は毎日進みます。

 

甘いものだけではなく、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物にも糖分は含まれています。

そのため、食事以外で甘い物をたくさん食べると、その分糖化のスピードが加速してしまいます。

 

例えば、お肌がキレイな人とそうでない人の差は、糖化のスピードの違いが原因とも言われています。

白砂糖断ちをすることで糖化のスピードを遅らせることができるので、老化肌ではなく若々しい肌をキープしやすくなります。

 

②カルシウム不足を防ぐ

「コーラを飲みすぎると骨が溶ける」

そんなことを耳にしたことはあるでしょう。

 

コーラの中には、角砂糖が約10個分入っています。

角砂糖は、グラニュー糖が固まってできたようなものです。

グラニュー糖を含む白砂糖は、加工の際に糖以外のミネラルやビタミンは不純物として取り除かれてしまいます。

そのため、完成された白砂糖は糖質が99%以上になります。

カロリーが高いのみで、栄養はほぼほぼないと言われています。

 

また、人間の体は基本的に弱アルカリ性でできています。

食べ物でアルカリ性を摂りすぎたら酸性をプラスして中和し、酸性を摂りすぎたらアルカリ性をプラスして中和するなど、バランスよく弱アルカリ性に保つことが大切です。

アルカリ性の食べ物は、野菜(大根・トマト・ニンジン・ジャガイモなど)や納豆、味噌など。

反対に、酸性の食べ物は、肉、魚、牛乳、米、果物、そして砂糖などが挙げられます。

 

白砂糖を含む酸性のたくさん食べると、体の中は酸性が増えます。

この酸性を中和するときに一番使われるのが、ミネラルのひとつである「カルシウム」です。

中和するために必要なカルシウムは、骨や歯から溶かして使うため、「コーラを飲みすぎると骨が溶ける」と言われるようになったのでしょう。

 

白砂糖断ちは、カルシウム不足を防ぐことにつながります。

健康と美容のために、バランスのいい食事を意識しましょう。

 

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③精神的に安定しやすくなる

あなたは、甘いもの依存症や甘いもの中毒になっていませんか?

甘いものがなければ生活できない!とまでなってしまっている場合は、依存している可能性が高いです。

 

白砂糖などの甘いものを摂取すると、血糖値が急激に上がります。

それに伴い気分も高揚し、体も一時的に元気になった気になります。

しかし、再び急激に血糖値が下がるため、体のだるさが生じます。

 

その疲労感からまた甘いものが欲しくなる・・・

これを繰り返していくと、精神的に不安定になり、自分で感情のコントロールができなくなります。

そのため、イライラして怒りやすくなったり、落ち込みやすくなるなど、うつ病にもつながる可能性も高いです。

 

④肥満を防ぐ

まず、肥満になる仕組みを理解しておきましょう。

 

肥満になる仕組み

①ご飯やパスタ、パンなどの炭水化物を含む食事を摂る

②さらに甘いものなどから糖質を摂ると、血液の中にブドウ糖が大量に分泌される(血糖値上昇)

③血糖値が上がりすぎないように、インスリン(ホルモンの一種)が働き、エネルギーとして使われるものとグリコーゲンや中性脂肪とに分解する

④グリコーゲンや中性脂肪は、エネルギーの予備軍として体の中に貯蔵される

⑤現代人の食生活は豊かすぎるため、運動などをしないかぎりエネルギー不足になりにくく、中性脂肪などは蓄えられたままになる

 

私たちは、普段の食事から糖質を摂取しています。

糖質はエネルギーになるため必要なものですが、摂りすぎると中性脂肪として溜まってしまいます。

 

普段の食事に加えて、白砂糖を使った甘いものなどを食べると、さらに糖質を摂取することになります。

その結果、中性脂肪が溜まって肥満につながります。

 

⑤腸内環境が良くなる

「腸は第2の脳」と言われるくらい重要なものです。

腸の中には善玉菌・悪玉菌・日和見菌という細菌がいます。

善玉菌が多いと、腸内環境が良くなります。

 

善玉菌が腸の動きを活発にして、便秘や下痢を防いで体の中から悪いもの(有害物質)を排出します。

その結果、体の免疫力も高まり、肌もきれいになります。

 

反対に悪玉菌が多いと、便秘や下痢になりやすく、体の中に悪いもの(有害物質)がたまって、肌荒れが起こります。

 

また、加齢とともに私たちの体は老化していきますが、腸も老化していきます。

見た目で判断しやすい肌や体型などの老化は、腸の老化が大きく関係していると言われています。

 

悪玉菌は、腸の老化を早めるものですが、悪玉菌が増える原因のひとつが白砂糖なのです。

白砂糖は、悪玉菌のひとつ「カンジタ菌」というカビ菌のエサになってしまうため、悪玉菌がどんどん増えてしまいます。

 

白砂糖以外におすすめな甘いもの

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甘いものが大好きな方は、なかなか白砂糖断ちはハードルが高く感じますよね。

疲れた時などは特に、甘いものが欲しくなるのも仕方ありません。

そこでおすすめなのが、白砂糖を使っていない甘いものです。

 

砂糖不使用ドライフルーツ

砂糖や着色料・香料など不使用のドライフルーツは、安心して食べれると人気を集めています。

甘すぎず食べやすいため、そのまま食べる以外にもヨーグルトに混ぜるのもおすすめです。

 

砂糖不使用クッキー

砂糖不使用、さらに卵・小麦粉不使用のヘルシーで美味しいクッキーも人気です。

お菓子がやめられない、でも太りたくない・・・

そんな人にピッタリです。

 

砂糖不使用チョコレート

糖類や合成甘味料不使用で、低カロリーなチョコレートもあります。

砂糖の甘さに近い天然甘味料を使用しているので、甘いのに糖質ゼロなのが嬉しいですね。

 

 

果物

果物も白砂糖以外の甘いものとしてはおすすめです。

しかし、糖度が高いものは糖分が豊富なので、食べ過ぎには注意しましょう。

気になる方は、糖度の低い果物がおすすめです。

 

糖度の低い果物

●イチゴ

●桃

●グレープフルーツ

●メロン

●梨

 

まとめ

白砂糖断ちは、健康や美容にとって良い効果が期待できます。

しかし、健康や美容には「ストレス」も大きく関わってきます。

 

そのため、白砂糖断ちによってストレスがかかってしまうのであれば、無理はしないでおきましょう。

また、甘いものが食べたい場合は、代わりに砂糖不使用のお菓子や果物を食べるように意識してみるといいですよ。

 

心身ともに無理なく、白砂糖断ちにチャレンジしてみましょう。

 

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