紫外線アレルギーで肌荒れ?赤ちゃんの頃の保湿が予防のカギ!

 

春が近づいてきて、お出かけするのも楽しくなってくる頃。

ぽかぽか陽気で、のんびりお散歩なんか、気持ちよさそうですよねぇ。

 

しかし。

そこで気をつけなければいけないのが紫外線”です。

紫外線は3月くらいからどんどん増え始めます。

紫外線対策も、今のうちからしっかりしなければいけません!

 

ところで、紫外線アレルギーってご存知ですか?

 

紫外線アレルギー、または日光アレルギーとも呼ばれるアレルギー。

それは、花粉症などのように「ある日突然」発症してしまうことがあるんだそうです!

 

顔や腕や首にブツブツと赤い湿疹などはありませんか?

ただの肌荒れだと思っていても、なかなか治らない場合は、実は紫外線アレルギーかもしれません。

 

今回は、紫外線アレルギーの症状や原因対策などについて調べました!

もし肌荒れがひどかったり、赤い湿疹ができてお悩みの方は、一度早めに皮膚科で検査してもらうことをオススメします。

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こんな症状は、もしかすると紫外線アレルギー?

 

紫外線アレルギーの主な症状はこちらです。

 

・肌が赤くなる
・じんましん、みずぶくれ
・腫れ
・かぶれてかゆみがある

 

しかし人によって症状の現れ方は異なります。

 

・目が赤くなる

・涙が出る

・頭痛

・吐き気

・発熱

 

このように、皮膚だけでなく全身に症状が現れる場合もあるようです。

 

紫外線アレルギーの原因

 

そもそも、アレルギーってなに?

「免疫」って聞いたことありますよね。

 

免疫は私たちの体の中にあって、ウイルスや細菌などの危険な異物を攻撃してやっつけてくれるものです。

これが、特に危険でもないものにまで反応して攻撃してしまうことで起こるのが”アレルギー”。

 

アレルギーは本当にたくさんの種類があります。

食べ物だけでも、卵アレルギー、牛乳アレルギー、そばアレルギー、小麦アレルギーなどさまざま!

 

あと、この時期に悩まされる人が増える”花粉症”もアレルギーの一種です。

 

アレルギーはすごく厄介で、一度発症したらなかなか改善されません。

それは、一度敵とみなされた物質は白血球に記憶され、次に侵入してくると同じように免疫が攻撃してしまうからなのだそうです。

 

「内的」と「外的」2つの要因

 

【内的要因】
他のアレルギーと同じように、免疫が紫外線を「敵だ!」とみなしてしまって攻撃してしまうため。

 

【外的要因】
日焼け止めや化粧品や服用している薬が合わないため。
紫外線を吸収して化学変化すると光毒性を持つことがあって、それがアレルギー症状を引き起こす。

 

この2つの要因がキッカケで紫外線アレルギーが発症してしまうそうです。

ちなみに、紫外線アレルギーは自分では判断することはできません。

 

「この肌荒れはアレルギー?」

「自分は紫外線アレルギーかな?」

 

と、少しでも不安を抱いている方は、早めに皮膚科や病院で診ていただいてくださいね!

 

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紫外線対策をして、アレルギー予防をしよう!

 

①UVケアをする

②抗酸化作用のある食べ物を食べよう

 

紫外線対策には、この2つをしっかり意識することが大切です。

 

①UVケアをする

やはり、紫外線を浴びないことが一番大事です。

外出時には、お肌を紫外線から守りましょう!

 

・日傘や帽子、サングラスをする

・長袖を着て、肌を出さない

・木陰や日陰を選んで歩く

・日焼け止めや化粧をして出かける

・家や車の窓ガラスにUVカットフィルムをはる

 

このような工夫をしてみましょう。

日焼け止めを使う際には、自分のお肌に合ったものを選んで使いましょう。

 

また、紫外線吸収剤が入っていないものをオススメします!

 

この紫外線吸収剤は、紫外線と反応して光毒性を持ってアレルギーが発症してしまう恐れもあるので、「紫外線吸収剤不使用」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」などと表示されている日焼け止めを使うといいようです。

 

紫外線はアレルギーだけでなく、シミやシワのもとになります。

それを防ぐためにも、UVケアはこの時期からきちんとしておく必要がありますね。

 

②抗酸化作用のある食べ物を食べよう

紫外線による日焼けがきっかけで、シミやそばかす、しわ、乾燥などの肌トラブルが起きてしまいます。

それは、皮膚に紫外線が当たることで活性酸素が発生してしまうからなのです。

 

活性酸素は皮膚の老化を早めたりなど、老化現象の大きな原因となるものです。

これを増やさないように、抗酸化作用のある食べ物を食べるといいようです。

 

抗酸化作用がある栄養素はビタミン類、ミネラル類、ファイトケミカルなどです。

 

ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、赤ピーマン、モロヘイヤなどの緑黄色野菜

レモン、アセロラ、みかん、りんご

牡蠣(かき)、牛肉、カニ、カツオ、まぐろ、玉ねぎ

大豆、豆腐、豆乳、カカオ、ブルーベリー

 

活性酸素を除去してくれるパワーがある飲み物で、ルイボスティーはかなり効果的なようですよ!

 

こちらを参考にしてみてください。

>>ルイボスティーの効能はすごい!血圧・血管を元気にして老化防止!

 

赤ちゃんのうちにしっかり保湿すればアレルギーが抑えられる!?

赤ちゃんを育てている、または育てる予定の方には大事な情報です。

意外なことに、アレルギーは皮膚から起こるそうなのです!

 

食物アレルギーや花粉症、気管支ぜんそくなど、皮膚とは関係なさそうなアレルギーも、実は発症のきっかけは皮膚にあるのだと、研究で明らかになっているようです。

 

アレルギーが皮膚から起こる仕組み

 

①アレルゲン(ダニやカビ、花粉、食べ物のカスなど)が皮膚から侵入

②免疫がアレルゲンの情報を記憶

③次にアレルゲンがどこから侵入するかで様々なアレルギーが発症

 

(例)

鼻から侵入→花粉症

口から消化管へ侵入→食物アレルギー

のどの気道から侵入→気管支ぜんそく

 

このように、アレルギーの一番初めのきっかけは皮膚にアレルゲンが入ることなんですね。

 

それを免疫が記憶してしまって、次にアレルゲンが入ってきた時に排除しようと免疫が過剰反応を起こして、アレルギー反応が出てしまうのです。

それを防ぐためには、皮膚の保湿が重要なんだそうです!

 

例えば、アトピー性皮膚炎の家族を持つ新生児を対象にある実験をしたそうです。

一方の新生児たちには1日1回全身に保湿剤を塗る、もう一方には乾燥した部分にのみワセリンを塗る。

1ヵ月後に新生児たちを比較してみたところ、全身に保湿剤を塗った新生児のほうが、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下したんだそうです!

 

目安としては生後6ヵ月の間に、皮膚の保湿をしっかりしてバリア機能を高めることで、様々なアレルギーの発症をおさえることができるようです。

 

まとめ

紫外線アレルギーはある日突然発症する!

アレルギーを防いだり症状を緩和するためにUVケアをしっかりして、抗酸化作用のある食べ物(緑黄色野菜やビタミンたっぷりのフルーツ、ポリフェノールやイソフラボンなど)を摂ること

赤ちゃんのうちに皮膚の保湿をしっかりすれば、アレルギー発症はかなり抑えられる

アレルギーは一度なってしまうと完治するのは難しいです。

今現在、アレルギーで悩んでいる方は少しでも症状を軽くできるように、今回ご説明したようなことを意識して紫外線対策を行ってみてください。

 

あまり症状がひどいようでしたら、すぐに皮膚科や病院に行きましょう!

また、赤ちゃんを育てているお母さんたちは、赤ちゃんのためにも皮膚の保湿、UVケアをしっかりして、アレルギーの発症を少しでも防いであげてくださいね。

 

こちらもどうぞ!

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《今回参考にしたもの》

紫外線Q&A 著者:市橋正光(神戸大学医学部皮膚科学教授)

「アレルギー」のしくみ 著者:斎藤博久

正しいスキンケア辞典 監修:吉木伸子(皮膚科医)、岡部美代治(元化粧品開発者)、小田真規子(栄養士)

栄養の教科書 監修:中嶋洋子(医学博士・聖徳大学名誉教授)


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