こんにちは!Lunaです。
先日、病院で検査をする機会があり、その際に血圧を測ってもらいました。
私は普段から上の血圧が100mmHGにもならないのですが、その日も上は80mmHG、下は57mmHG。
看護婦さんが念のため3回ほど測ってくれましたが、どれもそのくらい。
「血圧低いけど、大丈夫?つらくない?」と看護婦さんに心配され、「あぁ、やっぱり低血圧なのか」と改めて自覚しました。
私は、昔から朝がとても弱いです。
体がだるくて、起きるのがつらいのなんの・・・。
毎朝何度も何度も母に起こされ、ボーッとしたまま学校に行ったり、大学の頃はもう起こしてもらうこともなかったので、午前中の授業はほとんど出れず、単位を落としまくり・・・(笑)
なんてこともありました。
ただの「怠け」ともよく言われましたが、朝のだるさやつらさに悩まされている方ならおわかりいただけるかと思います。
「起きなければ!」と思っているのに「起きれない」。
それは遅刻につながったり、午前中は頭や体の動きが遅くなり仕事でもミスが多かったりと、様々な問題が起こります。
今回はそんな問題を解消するために役立つ情報をまとめました!
低血圧で「朝がだるい」と感じている方。
朝からだるくてつらいなんて、いい1日のスタートを切れませんよね。
そんな悩みを解決するために少しでも役立てば幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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もくじ
朝のだるさも解消!低血圧を改善しよう!
低血圧とは上の血圧(最大血圧)が100mmHG以下で、さまざまな症状が現れている人が低血圧症と呼ばれます。
症状については後ほどご説明します。
まず、低血圧を改善するポイントをご紹介していきますね!
生活全般のポイント
①規則正しい生活
まずは、睡眠をたっぷりとりましょう。
低血圧の人は「夜型」の方が多いですが、なるべく早く寝て早く起きること。
朝や午前中ボーッとして動けないのは、”交感神経”という体を活発に動かしてくれる神経がまだ働いていないからです。
特に低血圧の人は、血圧が低くて脳への血流が足りず、起きてから調子が出てくるのが遅くなります。
なので、朝から調子をよくするには、この交感神経が働くようにしてあげるといいんですね!
散歩をしたり、朝にシャワーを浴びたり、コーヒーやお茶も覚醒作用や血管を収縮させる作用があるので、交感神経の働きを高めるのに効果的です。
ストレッチをするのもいいようですよ!(後ほど詳しくご説明します)
②ストレスをためない
朝にボーッとするのは”交感神経”がうまく働いていないためとさきほどお話しましたが、反対に言えば、リラックスモードの”副交感神経”が強く働きすぎているということです。
この、”交感神経”と”副交感神経”をまとめて「自律神経」といいます。
自律神経のバランスが崩れると、体調が崩れやすくなってしまうのです。
バランスを崩す最大の原因はストレス。
なので、ストレスがたまらないように心がけましょう。
特に季節の変わり目は気候や環境の変化に伴って、ストレスを感じやすくなるので要注意です!
こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
③疲れたら十分に休む
低血圧の人は、ナイーブで感受性が強い人が多いようです。
おそらく、ちょっとしたことでも敏感に反応してしまうため疲れも人一倍感じやすい方も多いのではないでしょうか。
その疲れを無視しないで、しっかりと癒してあげてください。
仕事中はこまめに休憩をとり、お休みの日は体を休めること。
自分の好きなことをしたりして、心のリフレッシュも大切です。
④体を冷やさない
血圧が低いので、血流の働きが弱く、血の巡りが悪くなっています。
そのため、低血圧の人は冷え性になりやすいのです。
冷え性は手足が冷たくなる、肩こり、頭痛、生理不順などの体の不調につながります。
また、肌荒れや吹き出物など美容面でもトラブルが増えてしまうので、女性は特に!
体を冷やさず温めてあげましょう。
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>>岩盤浴の効果は女性必見!自律神経を整えてキレイになろう!
食事・運動のポイント
①適度な運動をする
低血圧の人は、激しい運動はかえって危険です!
無理はしないで、ウォーキングや楽しんでできるスポーツなどをするといいそうです。
特に水泳が効果的なのだとか!
水中で浮力が加わって、体が動かしやすくなり、下半身に水圧がかかるので皮膚の血管も刺激されて血流がよくなるのです。
泳げない方でも、水の中で歩くだけでも十分効果的なようですよ!
②ストレッチ(ヨガ)をする
朝にするといいストレッチをご紹介します。
両足を前に伸ばして座る(長座の姿勢)
↓
右足のかかとを左足の足先にのせる
↓
そのまま両手のひらを太ももの横の床に置いて、大きく息を吸いながら腰と背中を伸ばす
↓
息を吐きながら両手を前に伸ばし、上体を前に倒す
↓
倒しきったら5秒くらい息を止める
↓
息を吸いながらゆっくり戻して、反対側をする
左右同じ回数やるよりも、やりにくいほうを多くするといいようです。
③塩分もほどよく、バランスのいい食事をとる
塩分はあまり摂らないほうがいいと言われていますが、低血圧の人は塩分を制限してしまうといっそう血圧が下がってしまう場合があります。
塩分とともに水分もしっかり摂ることで、スムーズに血管の中に水分が入り、血管内の圧が上がるそうです。
また、好き嫌いをしないで何でもバランスよく食べることが大切です。
低血圧の人は、食の細い人が多いようなので、あわてず、ゆっくり、マイペースで食べるようにすると、胃への負担も減らすことができます。
④チェダーチーズを食べる
チェダーチーズには血圧を上げる”チラミン”という物質が含まれています。
それを低血圧の人が毎日50g食べたら症状が改善したという結果も出ているそうです。
低血圧の人は、朝に食欲が出なかったり、ギリギリまで寝ていて朝食の時間がなかったりする人が多いと思いますが、チェダーチーズをひとかけら食べるだけでも効果があるようなので、試してみてはいかがでしょうか?
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入浴のポイント
①朝に入浴をする
朝目覚めても、体はまだまだ目覚めていないのでとてもだるく感じます。
それを目覚めさせるために、朝に入浴するといいそうです。
42℃くらいの少し高めのお風呂に5分ほど入ることで血圧を上げることができます。
また、42℃のシャワーを2~3分浴びることも交感神経が刺激されて、すっきり目覚めることができるようですよ。
②立ちくらみ防止でお湯と水を交互に!
熱いお湯と水で血管を拡張したり収縮したりすることで、自律神経の調節機能を高めることができます。
40~41℃の温度のお風呂に3分ほど浸かり、続いて23~26℃の水を手足に10秒ほどかける
これを5~6回繰り返すといいそうです。
お風呂から上がるときに立ちくらみが起きやすいのは、急に体に水圧がかからなくなって、低血圧になり脳に血流がいかないことが原因なのだとか!
それを防ぐには、洗面器に水を入れ、お風呂を出る前に手をつけると交感神経が刺激されて、急激な血圧の低下を防ぐことができます。
実は低血圧は立派な病気!?
現代病と言われる生活習慣病。
その中に高血圧が含まれているのは有名なのでご存知な方も多いですよね。
それに比べて、低血圧は「病気ではない」「体質だから治せない」と言われ、お医者さんにも重要視されないことがほとんどのようです。
しかし実際、低血圧の症状は生活の質を落とし、心身共に不健康な状態になってしまう恐れがあります。
【一般的な低血圧の症状】 ・朝がつらい ・立ちくらみやめまいを起こしやすい ・乗り物酔いしやすい ・疲れやすい ・顔色が悪い ・頭痛で悩んでいる ・耳鳴りがする ・肩こりや腰痛がある ・動悸や息切れをしやすい ・食が細い ・胃が痛い、胃腸が弱い ・便秘や下痢をしやすい ・手足が冷える ・月経不順、月経痛がひどい ・やる気が起きない |
低血圧の人はこのような症状に悩まされます。
さきほども少しお話したように、低血圧は特に病気でもなんでもないと思われがちで、放っておいても問題ないとされるため重要視されません。
しかし、低血圧は立派な生活習慣病なのだそうです!
例えば、不規則な食事、偏食、小食、塩分やミネラル・タンパク質の少ない食事、運動不足、嫌なことやストレスフルな生活などが原因で心臓の力が弱まり、血液の循環が悪くなる・・・。
その結果、過敏性腸症候群、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、心不全、花粉症やアレルギー性皮膚炎、片頭痛や慢性頭痛、慢性腰痛、冷え性、不妊症、パニック障害、神経症など様々な疾患につながる恐れがあるようです。
私が実際経験した摂食障害(神経性過食症・神経性食欲不振症)も低血圧が関連していると考えられていると知り、納得しました(笑)
まとめ
低血圧は立派な生活習慣病。
本来なら放置してはいけないのです。
残念ながら、お医者さんの中でも今でもまだまだ低血圧は病気ではないと思われている方が多いそうです。
なので病院で血圧が低いとわかっても、特になにも治療をされることはないかもしれません。
しかし、低血圧は必ず治るそうです!
それには自分自身で病態のことをよく理解して、今回お話したように生活スタイルに気をつけて自分自身でコントロールすることが必要です。
低血圧を改善して、体も心もいい調子になれば、生きることがもっと楽しくなっていろんなことができる可能性が広がります。
どうか、自分自身をもっと見つめて、大切にしてあげてください。
低血圧で悩まされる人が、少しでも減りますように。
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《今回参考にしたもの》
本当は怖い「低血圧」あなたの「うつ」、実は「低血圧」かも? 著者:永田勝太郎(医学博士)
低血圧とのつきあい方 著者:寺本純(寺本神経内科クリニック院長)
朝のスッキリ1分ヨガ&夜のゆるゆる3分ヨガ 監修:深堀真由美
たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法 著者:早坂信哉